入鹿池が 世界かんがい施設遺産 に登録されました!

皆さま、こんにちは

秋色もずいぶんと深まってまいりました。いかがお過ごしですか

さて、平成27年10月12日(月曜日)にフランス共和国モンペリエ市で開催された第66回国際執行理事会において、入鹿池が 世界かんがい施設遺産 に登録されました

以下、愛知県の公式HPからの引用です。

世界かんがい施設遺産とは

文明の発達に貢献した歴史的かんがい施設を保全し、歴史から持続可能なかんがいを学ぶこと及びその存在を幅広く広報することを目的として、建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献したもの、卓越した技術により建設されたもの等、歴史的・技術的・社会的価値のあるかんがい施設を登録・表彰するために創設された新たな(平成26年度より)制度です。

入鹿池は、江戸時代、「入鹿村に流れ込む成澤川等を堰き止め、ため池を造り新田を開発しよう。」と云う当時としては壮大な構想、また、堤体の築造方法も最先端の棚築き(たなづき)工法(*)で築堤されたことが評価されました。

* 棚築き工法 : 締め切り場所を最も狭くなるように土を盛り上げ、松の木を渡して仮橋を造り、油を注ぎ更に松葉、枯れ枝を敷いて、その上に土を盛り上げて下から点火し、枯れ枝や松が燃え落ちるのと同時に土も落下して、川を堰き止める、と云う工法。

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棚築き工法、、文字で読んでも知識のない私には想像もつかないのですが

当時としては本当に労力のいる、大仕事だったのでしょうね。

それで完成した入鹿池が現在でも犬山市、小牧市、大口町、扶桑町にわたる約1,000haの水田を潤している、ということですから感慨深いものです。かんがいだけに。

冗談はさておき、そんな入鹿池ではワカサギ釣りのシーズンがやってきました

土・日を中心にワカサギ釣りのボートでにぎわっています。

これからは紅葉の季節にもなってきますので、皆様ぜひ入鹿の里にお立ち寄りくださいね
朝晩と日中との気温差に体調を崩しやすい季節です。

お身体にお気をつけてお過ごしください

農林水産省HP

http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kaigai/151013.html

愛知県公式HP

http://www.pref.aichi.jp/0000087576.html